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お見合い結婚をすると後悔して、恋愛結婚は幸せなのか?

この記事は約5分で読めます。

この記事を読めれる方の中には、「お見合い結婚をすると後悔しやすい」とか「恋愛結婚の方が幸せになれる」とか思っている人がいるかもしれません。

実際のところはどうなのでしょうか?

ちょっと冷静に考えてみたいと思います。

以下の記事が参考になれば幸いです。

お見合い結婚とは?

皆さんは「お見合い結婚」と聞いて何を連想しますか?

明治時代は個人に意思決定権がなく、家同士の話し合いで結婚相手を決められていました。

戦後は、親せき・上司・近所の知り合いが独身の男女をつっくつけようとボランティアで頑張っていました。

最近はそういう世話焼きおばさん・おじさんは絶滅危惧種となっており、学校や職場での出逢い、友達の紹介や合コンが主流だと思います。

しかし、友達の紹介や合コンは学生さんでもやっていますしノリが軽いので、一般的にお見合いとは言いませんね。

結婚相談所は、条件に合う人を紹介するお見合い機能だけでなく、カウンセリングもしてくれます

結論を言いますと、第三者がお見合いというフォーマルな場を設け、そこで出逢って結婚することをお見合い結婚と呼んでいるようです。

ちなにみ、お見合い結婚だからと言って恋愛感情が介在していないわけではありません。

実際には、時間と手間をかけて愛情を育てなければ結婚には至りません。

恋愛結婚とは?

恋愛結婚とは、お見合い結婚の定義から外れるものすべてを指します。

学校や職場での出逢い、友達の紹介などが一般的ですね。

イベントや地域活動での出逢いもあり得ます。

結婚相談所でも、そこが主催している婚活パーティで知り合った場合、お見合い結婚とは呼びません。

格安だけど遊び人がウヨウヨしているマッチングアプリを利用して人生の伴侶を探す人も多いですが、そこで出逢って結婚できた場合も、恋愛結婚と呼ばれます。

つまり、日常生活やイベントの中で偶然に出逢い、交際を経て結婚式を挙げることを恋愛結婚というのです。

後悔や失敗が多いのはどちらか?

結婚したカップルのうち離婚するのは3組に1組とかいわれますが、実質的には2組に1組だと指摘する専門家もいます。

形だけの婚姻関係を続けていても、家庭内別居・家庭内離婚しているカップルも多いからです。

子供のために仕方なく我慢するとか色々理由はあるようですが、嫌いな人と夫婦でいなければいけないなんて人生の悲劇ですよね。

こういった失敗や後悔を味わうケースは、お見合い結婚と恋愛結婚のどちらが多いのでしょうか?

恋愛結婚の方が幸せになり易いと思いたいでしょうが、一概にそうとは言えません。

傍から見て大恋愛を経て結婚しても、すぐに別居離婚するケースもあります。

「お見合い結婚は離婚しにくい」とか言う人がいますが、根拠があるとは思えません。

離婚した後に「実はお見合い結婚だっと」と言うと、「恋愛じゃないから仕方ないね」と納得されやすいことはあると思います。

結論を言いますと、「お見合い結婚と恋愛結婚のどちらの方が後悔しやすいか?」の問いに対する答えはありません。

出逢いの手段そのものは、その後の結婚生活に直接的な影響を与えないと思います。

結婚して後悔や失敗をしないために必要なこと:

結婚した後に後悔や失敗をしたい人なんていません。

どうすれば後悔や失敗を防げるのでしょうか?

お見合い結婚と恋愛結婚は出逢いの手段こそ異なれ、成婚という目的は同じです。

大切なのは成婚に至るまでのプロセスです。

結婚生活を安定させるための礎として一番重要なのは愛情です。

婚活とは愛情を育てる活動です。

お互いがお互いのために尽くし、相手の喜ぶ顔を見て自分も楽しくなる。

お互い思い遣る気持ちが根幹になければなりません。

相手から何が何でも奪おうとしたり、依存し合うケースが多いですが、それはとても脆い男女関係です。

「年収〇百万円以上は譲れない」とか条件にケチをつける人は選り好みが激しく、どれにも相手にされなくなります

相手を幸せにするための活動、つまり、ギブの精神が確かな愛情を育てます。

最終的には、一緒にいてホッとする関係、沈黙が苦にならない関係になれればしめたもの。

こういう関係になるにはどのくらい時間がかかるのでしょうか?

お見合い結婚は恋愛結婚と比べて成婚までの期間が短いと言われますが、それでも半年~一年は最低でもかかります。

何十回というデートや共同作業を通じてお互いの信頼感や愛情を醸成することは十分に可能です。

逆に、トキメキの出逢いで交際を始めても、肝心の愛情構築を怠っていると、後で痛い目に遭います。

婚活とは、自分を見つめ、自分を変え、相手との愛情を育てるプロセス

手抜きは許されません。

結論:お見合い結婚でも後悔はしない

いわゆる大恋愛の末の結婚にあこがれる人は多いと思います。

素敵な人と出逢えば、胸がドキドキして一瞬で恋に落ちます。

相手の外面的な良い所だけを見て発狂状態になることを、一般的には恋と言っています。

しかし、上っ面だけの恋はすぐに終わります

相手の良い所も悪い所も受け入れて、それでも一緒にいたいと思えるところから全てが始まります。

時間をかけて地道に愛情関係を構築することが婚活の本質です。

お見合い結婚とか恋愛結婚とか、出逢いのシチュエーションばかりにこだわって、本質的な議論がおざなりになっている風潮に危惧を覚えます。

長い目で見た幸せのためにも、地に足の付いた婚活をお勧めいたします。

参考記事:
ラノベのレビュー「お見合いしたくなかったので、無理難題な条件をつけたら同級生が来た件について」

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以上

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