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安くて便利なマッチングアプリのデメリットについて考える

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 安くて便利なマッチングアプリのデメリットとは?

身元・各種条件・目的意識・人柄を専門のカウンセラーがしっかり確認したうえで入会させ、活動中に何かあったら親身になって相談・フォローしてくれる体制をとっているのが結婚相談所です。

そういう結婚相談所でも、ネットによるマッチングシステムを導入し、会員のサポートをすることがあります。

また、結婚相談所は婚活パーティもよく主催しています

この記事では、結婚相談所の枠外で、相談所とは無関係に運用されているマッチングアプリについて、その弊害(デメリット)を述べたいと思います。

マッチングアプリのデメリット1)婚活目的でない人が集まりやすい:

マッチングアプリの魅力は、料金が格安や無料で簡単に登録できるということです。

安さ・気軽さ・手軽さに惹かれている時点で、結婚への意識の低さが現れています(全員とは言いません)。

マッチングアプリについては、安かろう悪かろうの法則が当てはまります。

不特定多数の人間がまともな審査もなく、各種証明書も提出せずに登録できてしまうからです。

マッチングアプリは「管理人のいないマンション」と同じであり、そこで起こったトラブルはすべて自己責任です。

つまり、弱い立場の人間(特に女性)にしわ寄せが行くということです。

マッチングアプリに群がる男性には、次のようなトンデモナイ輩がいます。

・浮気目的の既婚者

・無職で無収入だけど異性と遊びたい者

・借金があったり、自己破産している者

・結婚する気がなく、女性の体と金だけが目当ての者(ヤリモク)

・結婚への意識が希薄で不真面目、優柔不断な者

・登録時に打ち込む条件を偽る者

女性たちは、そんな実態も知らず、結婚という文字につられて参加しています。

「きっと、みんな結婚を目的として一生懸命活動しているんだろうな」と思い込んでいるのです。

心身を傷つけられ、財産を搾取され、人生の貴重な時間を浪費させられるケースが相次いでいます。

タダほど高いものはありません。

マッチングアプリのデメリット2)表面的な条件ばかりに気を取られてしまう

PC画面上でお互いの条件をマッチングさせるシステムはとても便利です(入力情報はウソを書き放題なので、基本的に信用できません)。

結婚は将来の生活を意味しますから、条件的なものは重要です。

外見・年齢・学歴・収入・職業・住所・家族構成・宗教・・・

これらの情報がないと、何百万人という会員の中から可能性のある人を絞り込むことができません。

スペック入力は必要不可欠といえます。

しかし、スペックばかりに気を取られていると、本質的なことを見失います。

あくまで例話ですが、並の容姿をした30歳女性が、年収1000万円超の30代男性を希望したとします。

この願いが叶うことはありません。

年収1000万円超の30代男性が希望するのは20代前半の美女だからです。

年収2000万円超の40代IT社長が希望するのも20代前半の美女です。

条件を緩めない限り誰ともマッチングしないと気づいた女性は、年収を下げたり年齢範囲を広げたりするようになります。

「自分を希望してくれそうな人の中で、一番収入が多いのは誰だ?」なんてことを考えます。

自分の損得勘定で頭が一杯なのです。

なるべく安いコストでより良いものを手に入れたいという願望が渦巻く、ネットオークションと同じ感覚ですね。

こんな感覚を持った女性が実際に男性と会ったとして、上手く行くのでしょうか。

お互いに尽くし合い、愛情を育てるという行動ができるのでしょうか?

「一目惚れできないからイヤ」「自分を楽しませてくれないからイヤ」「ああして欲しい、こうして欲しい・・」という自己中モード全開になりそうな気がします。

大人同士が心の交流をしつつ、将来につながる生産的な関係を構築するのは簡単ではありません。

マッチングシステムに溺れて、自分の目先の損得にしか興味がない人には難しい芸当でしょう。

アプリを利用するアナタは、その罠にはまっていないと断言できますか?

マッチングアプリのデメリット3)会うまでに手間と時間がかかる:

カウンセラーが介在しないで、サイトのマッチングシステムだけで出逢ってデートをするシステムは、ある程度、男女交際の経験と実績がある人向けです。

身元も目的もハッキリしない不特定多数の人たちを相手にするのですから、道端でナンパする(される)のと似ていますね。

そんなアプリですが、画面上でマッチングしたからといって、すぐに会える訳ではありません。

最初は連絡先も教えずに、ひたすら文字列だけでのやり取りが続きます。

自分に合う人かどうか見極めるためです。

長い場合は、1か月以上やり取りして、結局フェードアウト(FO)ということもあるようです。

とても効率が悪いですね。

これで本当に便利だと言えるのでしょうか?

その人の性格や相性なんて、実際に会わない限り絶対に分かりません。

直接電話をして、何十分かかけて話をして、お互いに好印象を持っても、実際に会ったらシラケてしまい、それっきり・・、ということがあるのです。

その逆で、あまり期待していなかったけど、実際に会ったらトキメイてしまったなんてこともあり得ます。

ラインやメールは、すでに知り合っている人との連絡手段として活用するのがいいでしょう。

くれぐれも、会ったこともない人の性格を文字列ごときで見極められるとは思わないことです。

マッチングアプリのデメリット4)誰にも相談できないので挫折しやすい

アプリで結婚相手を見つけるのは不可能ではありません。

男女交際経験が豊富な百戦錬磨の人なら、魑魅魍魎を排除しつつ、適当な人を見つけ、デートを重ね、半年とか一年後に、結婚を決めることが可能でしょう。

しかし、そんな人はごく一握りです(相談所のカウンセラーとか・・)。

普通は、様々な困難に見舞われます。

・分不相応の条件を相手に要求し、誰ともマッチングしない。

・マッチングしても、なかなか会えない。

・ようやく会って話しても、2回目以降のデートができない。

・デートを重ねても、なかなか親密になれない。

・仲良くなれたけど、結婚の話にならない。

・なかなかプロポーズできない、プロポーズされない。

こんな時にアナタなら誰に相談しますか?

手近な親や友人は話しやすいでしょうが、所詮素人ですから、有効な解決策は提示できません。

思い付きの一般論なんて役立たないのです。

婚活専門のカウンセラーに相談するのがベストですが、安かろう悪かろうのマッチングアプリにはそんな人はいないので、すべて自力でなんとかしなければなりません。

その結果、時間を浪費し、視野狭窄のまま諦めてしまう人が後を絶たないのです。

出典:MMD研究所(2016年の調査データ)

まとめ:

安くて手軽だけど自己責任を迫られるマッチングアプリのデメリットについて述べてきました。

マッチングアプリは、学生さん~20代の若者が恋人や遊び相手を探すためのツールです。

遊び半分で出逢いを求めている人が多く、結婚目的の人は少数派です。

暇つぶしで利用している人の割合が最も多いと言われています。

マッチングアプリで婚活することがいかに非合理か、お分かり頂けたでしょうか?

お金やモノの損失は取り返せますが、失われた時間は取り返せません。

なるべく早く結婚したいと考えている人に、時間的余裕はないはずです。

リスクの多いマッチングアプリで時間を無駄にして良いのでしょうか?

時間=お金という意識を強く持ちましょう。

「皆が利用してるから私もアプリで結婚できるかも・・」という安易な風潮に疑問を持ってください。

以上

【おまけ】

マッチングアプリのデメリットと無縁なのが結婚相談所。

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