早く結婚したいのにお見合いの目的をはき違えている人が多い:
二十代前半の若者ならともかく、アラサーくらいになると周囲が結婚ラッシュになり、焦りを感じてきます。
おまけに、年齢を重ねるとともに合コンへのお誘いも減ってきます。
このままだと時間ばかりが経ってしまい、気が付いたらアラフォーになっているのでは?・・、という不安に悩まされます。
早く結婚したいと思い、結婚相談所を選ぶのは賢い選択だと思います。
しかし、お見合いを重ねても結婚できる見通しが立たず、結婚相手のイメージも曖昧なまま、なんてことはありませんか?
そんな人は、お見合いの目的をはき違えているのかもしれません。
一体何を間違えているのでしょうか?
お見合いをすること自体が目的になっていないか?
結婚相談所での活動を始めた人は、条件がそこそこ良ければ、お見合いの予定を組むのにそんなに苦労はしないと思います。
自宅と会社の往復だけだった生活から一変し、毎週のようにお見合いの予定を入れることも可能です。
毎週、異性と逢ったりデートしたりできる状態は、一種のリア充(実生活の充実)ともいえます。
「今度会う人はどんな人だろう?」と想像し、毎日が楽しい人もいるかもしれません。
でも、色んな異性と逢ってリア充を実現するのが目的ではないですよね。
特定の相手と結婚するために結婚相談所で活動をしているのです。
休みの予定を埋めて、カッコいい自分に酔っている人が結構いるそうですが、お見合いはあくまで手段に過ぎません。
いつの間にか手段が目的化してないか注意する必要があると思います。
「理想の人」を探すことが目的になっていないか?
「高い金を払ったんだから理想の王子様(お姫様)を見つけてやる」と意気込んでいる人は多いと思います。
でも「理想」という言葉の意味が、「欠点がなく、常に自分をいい気分にさせてくれる人」という意味だったら問題です。
そんな「理想の人」がいるはずありませんから、婚活の長期化は必至です。
現実を知らない世間知らずの人ほど「理想」を追い求めます。
男女交際経験が乏しい人ほど「理想の人」を探し続けます。
「理想の人」を探している人は、他人のあら探しが得意な人です。
せっかくのお見合いなのに、相手の悪い所ばかりに目が行ってるようでは、交際に発展しません。
お見合いでは、相手の良い所を一生懸命探し、楽しい時間が過ごせるようにお互いが努力する必要があります。
そして1~2回デートして相性が良ければ、お互いの素を出して楽しい時間を過ごすことが出来るでしょう。
相性が悪ければ、いつまでも自然に振舞えず、気疲れする状態が続きます。
一緒にいて楽しい、ずっと一緒にいたいと思える相手に会えるまでには、平均して10~20回、お見合いを重ねる必要があります。
しかし「理想」にこだわる人は、100人会っても真剣交際には至らないでしょう。
現実に気付けばいいですが、理想に振り回され続けて婚活地獄に陥り、結婚を諦める人も多いようです。
それを悲劇と言います。
早く結婚したい人へ
繰り返しますが、お見合いの目的とは、現実的な判断をして特定の人と結婚することです。
特定の人と愛情を育てて安定した関係を築ければ、精神的にも安心できます。
毎週のように違う人とお見合いして、「あれはイヤだ、これはイヤだ」と言ってる人は不安定状態が続きます。
早く結婚したいにとって、この記事が役立てば幸いです。
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