婚活で失敗し疲れた人は一度立ち止まって考えよう
学生時代に彼氏彼女を作れず、恋愛経験もない人は、結婚するために婚活をせざるを得ません。
しかし、恋愛経験が無いというのは、人間として必要な活動を若い時分にサボっていたということですから、能力不足は否めません。
そういう人が婚活を始めたからと言って、すぐにパートナーが見つかるほど人生は甘くないのです。
自分を見つめ自分を変え、ある程度失敗して悩まなければ先には進めません。
途中で諦めて行動を止めれば失敗確定です。
「彼女(彼氏)いない歴=享年」という悲劇が待っています。
老後になって寂しい思いをしても誰も助けてくれません。
この記事では、婚活が思うように行かず面倒くさくなって諦めかけている人のためにアドバイスのつもりで書きました。
諦めている人は出来ることを全部やったの?
婚活を始めて最初に出会った人と結婚できる人は稀です。
あらかじめ決まったものを店で購入するのではないのですから当然です。
何回お見合いしても好みの人に出会えず、交際申し込みしても何度も断られて・・、ということが続くとイヤになりますよね。
うまく行かない原因が何か分かっていますか?
原因を自分で突き止めるのは意外に難しいものです。
結婚相談所のカウンセラーや身の回りの人の言うことに耳を傾けていますか?
自分の欠点と向き合う素直な心を持っていますか?
結婚相談所などを利用している人は、一度バカになって、プロのいうことを素直に聞きましょう。
ヘアスタイルやメイク、服装など、案外、簡単に直せるところが足を引っ張っている可能性もあります。
身だしなみなど外見は、自分の内面にも大きな影響を及ぼし、改善することで自信につながったりします。
実際私もそうでした。
自分で自分を追い詰めないで、周囲の力の借りつつ、とにかく出来ることは全て実行するのが賢い人間です。
「自分の行動に気後れし過ぎたり、気をつかい過ぎてはならない。人生はすべて実験である。実験の数は多ければ多いほどよい。」(エマーソン)
「人間の能力はいまだにその限界が知られていない。人間に何ができるか、先例から判断することもできない。人間の試みてきたことは、あまりにも少ないから。」(ソロー)
うまく行かないのは環境のせい?
職場でもよく観察できる事象ですが、何か自分の思い通りに行かないとすぐに被害者ヅラする人がいます。
うまく行かないのは他人のせいだと言いたいのです。
これは、とても非生産的な態度です。
問題解決のために自分に何が出来るか考え実行することに集中しましょう。
その積極的な姿勢が周囲の人間にも好影響を与え、協力者も多く得られるようになります。
婚活でも、うまく行かないのを環境のせいにする人が多いですね。
「相手の〇〇が気に入らない(あら探し)」
「私の好みを忖度してくれない(女王様気取り)」
「ここの相談所にはロクなのがいない(お前はどうなんだ?)」
シンドイかもしれませんが、婚活には努力が要求されます。
交際相手と親密になれるようお互いが頑張る必要があるのです。
婚活での交際相手への愛情は、盲目的な恋とは違って勝手に湧き上がるものではありません。
「相手に尽くして幸せにしてあげられるのが自分の幸せ」という態度を双方が持つ必要があります。
「高い会費を払っているんだから自分の気に入る完成品をさっさと用意しなさいよ!」という勘違いさんも散見されます。
何でも他人にせいにする人は心の弱い人です。
出来ない原因を自分自身の中に求めなければ進歩することはありません。
幸せそうな夫婦を羨んでも意味はない
結婚したからと言って幸せが保証される訳ではありません。
日本の離婚率は高く、また、離婚できないままズルズル時間が経過している実質家庭内離婚も潜在的にはかなり多いです。
ずっと仲良しでいられるラブラブ夫婦というのは少数派かもしれません。
そういう人たちを見るとうらやましいと思うかもしれませんが、嫉妬しても意味がありません。
仲良し夫婦は見えないところで努力し、お互いへの愛情や親密の維持向上に努めているのです。
婚活中の人は、デートなどを重ね試行錯誤し、相手との心の距離を縮める努力をしなければなりません。
思うような結果が得られないときは確かにツラいですが、人間が本当に進歩するのは逆境の時です。
そこで踏ん張って、もがくことで活路が見えてきます。
人間関係能力の向上は、後天的な努力で形成されます。
異性と仲良しになるノウハウを身に付ければ、それは人生の様々な場面でアナタの強みとなります。
仕事にも好影響を与えることでしょう。
安易な恋ではなく、愛を育む努力をしているか?
恋は盲目であり、相手への理解不足や偏見が原因で一気に燃え上がるものです。
外見だけで一目惚れすることもあります。
恋と発狂状態には類似点が多いのです。
前述のとおり、恋は努力せずとも勝手に芽生えるものですが、愛は時間をかけて育てるものです。
婚活は、その愛を育てる場です。
理性と努力が要求されます。
ドラマのような恋をしたいと思うのは勝手ですが、それを婚活の場に持ち込んではいけません。
可能性はゼロではないですが、期待し過ぎは禁物。
しっかりて現実を見て、地に足をつけた婚活をしましょう。
婚活での挫折は人生の真実を知る良い機会
進学や就職であれば、いつ何をどのようにすればどんな結果が得られるか、親が教師がガイドラインを示してくれました。
しかし婚活では、他人がレールを敷いて基準を示してくれることはありません。
学生時代に恋愛経験がある人は、そんなこと100も承知ですが、若い時分に恋愛をサボってきた人は案外、分かっていません。
アラサーアラフォーになって初めて異性とデートするような人は、真っ白なキャンバスに絵を描かねばならない居心地の悪さを味わっているかもしれません。
「どうやって相手を選べばいいですか?」
「デートはどこに行って何を話せばいいですか?」
「プロポーズはどうやってすればいいですか?」
婚活カウンセラーに頼りっきりで、いちいち連絡報告相談して、アドバイスをもらわないと何もできない人も多いと聞きます。
学生時代に努力して試行錯誤して自分の力で頑張っていた人から見たら信じがたいかもしれませんが、事実です。
受験秀才の優等生は杓子定規の狭い見識しかないため、婚活現場では案外脆いもの。
うまく行かないとすぐに不可能だと決めつけてしまいます。
批判能力が無く、あまりに日本社会の体質に染まり過ぎている人は、思考停止して空気を読み過ぎ、その結果、奴隷的パーソナリティを身に付けてしまっています。
もしかしたら、婚活は、自主的に行動しすべて自分の責任で決断を行う人生で初めての機会かもしれません。
挫折し悩みながら、自分の人生を自分で切り拓くという初めての体験をしているのです。
それこそが本当の人生だと思います。
もし婚活を途中であきらめたら、人生の真実に無知なままで終わります。
もちろん、生涯独身という悲劇を味わうことになります。
「いつまでも無知のままでいたければ、極めて簡単で効果のある方法がある。自分の取るに足らぬ意見と知識に満足しておればよい」(エルバート・ハバート)
焦りは禁物
アラサーアラフォーになって婚活を始める人は、一刻も早く結婚したいと願っているでしょう。
良いサービスを提供している結婚相談所を利用すれば半年以内で成婚に至るケースもあります。
しかしそれは、元々、本人に実力が備わっていた場合です。
恋愛経験も能力もない人が、とんとん拍子で結婚するのは難しいでしょう。
謙虚な姿勢で地に足の付いた努力を続け、様々な出会いの機会を積み重ねていれば、あなたの魅力を認める人がきっと現れます。
「やる気をすっかり無くさない限り失敗はあり得ない。自分の内部から生ずる敗北以外に敗北は存在せず、われわれが生まれつき持っている心の弱さ以外には、越えられない壁など存在しない」(エルバート・ハバート)
【お知らせ】
記事にも書きましたが、おすすめの婚活手段は結婚相談所です。
結婚のプロであるカウンセラーと二人三脚で頑張り、極力無駄を省きましょう。
どこの結婚相談所にすればいいか分からない人は、情報収集から始めてください。
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ご多幸をお祈りいたします。
以上