恋人代行をはじめた俺、なぜか美少女の指名依頼が入ってくる (角川スニーカー文庫)
恋人代行のアルバイトから始まる恋?
あるトラウマが原因で恋愛に対して臆病になり、彼氏も出来ぬまま大学生になったヒロイン:姫乃(ひめの)。
人並みに彼氏が欲しいという願望があるが、日常生活の中ではなかなか行動に移せない。
ひょんなことから恋人代行というサービスを見つけ、試してみることに・・・
その恋人サービス提供者は、大学生の斯波龍馬(しばりょうま)。
彼は書店でバイトをするコミュ力抜群のイケメンで、なんと姫乃と同じ大学に通っている先輩だった。
「デート」を通して姫乃は龍馬が気に入り、恋人代行サービスで龍馬を繰り返し指名してしまう。
お金の絡んだ取引が出会いのきっかけだったけど、二人の関係は果たしてどうなるのか・・?
もう一人のヒロインは、女子高生の神宮愛羅(じんぐうあいら)。
この子は、斯波龍馬のバイト先の常連ということで交流が始まるのですが、なぜか龍馬にお兄ちゃん役を求めてきます。
日常生活の自然な出逢いとは異なるシチュエーション。
主人公が二人のヒロインに惚れられるという羨ましい状況・・
恋人代行という設定から、「かのかり」のレンタル彼女を連想する人のいるかもしれません。
このラノベ「恋人代行をはじめた俺、なぜか美少女の指名依頼が入ってくる」は、2021年4月現在で、1巻まで発売されていますが、5月に2巻が発売予定。
イラストは文句なく可愛いです。
とりあえず、アマゾンで試し読みしてみてはいかがでしょうか。
ニマニマしながらデートのノウハウも学べる:
このラノベは、非日常的な出逢いや交際を物語で楽しむためのものですが、実はデートのノウハウもたくさん得られます。
恋愛経験が浅く、デートのイメージがあいまいな人は大いに参考になると思います。
外見、デートスポット、会話、立ち居振る舞い・・・
どうしたら女性に楽しんでもらえるか、リピーター(継続的な交際相手)になってもらえるか?
斯波龍馬(しばりょうま)の女性に対する奉仕の精神、気遣い・思いやり、細やかな営業マインド、マメさ・・・
女性にモテるための要素が、ラノベのストーリーの中で分かりやすく描かれています。
しかし現実世界の中で、これだけのモテ行動をしている男性は少数派でしょう。
例えば、幹事的なお世話を回避して自分本位の生き方をしている人はモテませんが、現実はそういう人が多数派です。
だからこそ、人と違う行動をすれば意外に簡単にモテるもの。
彼女が出来なくて困っている人は、このラノベ「恋人代行をはじめた俺、なぜか美少女の指名依頼が入ってくる」を読んで行動を真似てみるといいでしょう。
まとめ:
デートのノウハウ的なことを載せている記事は多いですが、そのほとんどは一般論。
記事を読んでも、具体的なイメージは湧きにくいと思います。
とくに恋愛初心者にとって、デートが上手く行くイメージを頭に描くのは至難の業。
具体的なストーリーを楽しみながら、楽しいデートをシミュレーションできる本書は、婚活男子にとって役立つと思います。
デートを普通に楽しむ能力を身に付けない限り、彼女を作ることはもちろん、結婚もできません。
女性の扱い方を学べる本書は、恋愛経験の少ない奥手男子に特におすすめです。
恋人代行をはじめた俺、なぜか美少女の指名依頼が入ってくる (角川スニーカー文庫)
以上