「片思い+脈なしでツラい」という相談内容:
・相談者は24歳の女性
・職場の先輩男性(30)に片思いしているが、手応えなくて、落ち込んでいる。
・相手男性は独身で彼女なし。比較的大人しいタイプ
・社内での雑談や仕事の相談は、時々LINEで行っている。返信はしてくれるが、男性側から話題を振ってくれない。
・デートは2回した。2回とも女性からの誘い。食事とかカラオケとか。職場の人の目を気にして遠めの場所にしている。
・デート後のお礼とかのやり取りは、職場で面と向かってではなくLINEで行った。
・LINEもデートも、いつも女性側からのアプローチであり、男性側からはあまりアプローチしてくれない。
・どうやって距離を縮めればいいか分からないし、自信がない。
・女性からアプローチしすぎると鬱陶しいと思われるか?
・デート中「彼氏いるの?」とか「過去にいたの?」とか、帰り際に「門限はあるの?大丈夫?」みたいな会話はある。
・清い関係で、男性から手を出してくる雰囲気はない。
・お家デートとか誘ってもいいのかなぁ?
・女性側から「付き合ってくださいと」言う勇気はない。
・「好きです」くらいは伝えていいのかなぁ?
・アドバイスお願いします
相談者がすべきこと:
この記事を読んでいるアナタは、上記相談者にどんなアドバイスをしますか?
私の結論は、「あきらめなさい」です。
男性側から脈ありサインがないのは明らかです。
2回もデートして、男性側から能動的なアプローチが無いということは、男性側が彼女候補として可能性を感じていないということです。
男性は30歳で将来の結婚を考えなければなりません。結婚の可能性を考えられないような女性にアプローチしてる余裕はないのです。
では、どうして2回もデートの誘いに乗ったのでしょうか?
それは、男性自身のやさしさと、職場の人間関係を壊してはいけないという配慮です。
「女性からのデートの誘いを無下に冷たく断ったら、職場での仕事のパフォーマンスに悪影響を与えるかもしれない」
「職場にバレないように配慮しつつ、カジュアルデートをする位なら問題にならないだろう」
「2回もデートして脈ありサインを出してないんだから、脈なしだと女性は自分で気付いて欲しい」
「あなたとは付き合えない、と面と向かって断ったら、女性がショックを受けて辞めてしまうかも・・」
職場の先輩男性としては、女性の気持ちも含めて様々なことに気を遣い、ギリギリの選択をしているのです。
片思いをしている女性側が、男性側の立場も気持ちも考えずにエゴを押し通そうとするのはNGです。
女性がやるべきことは、気持ちを切り替えて、仕事に支障が無いように最大限の配慮を行うことです。
職場先輩の男性とは、何事もなかったかのように自然にやりとりを行い、デートの件は他言無用。墓場まで持って行ってください。
職場組織に属する者が最優先すべきこととは?
恋は盲目といいますが、恋愛が最大の関心事になっている人は、職場組織への配慮が二の次になってしまうのでしょうか?
どんな職場にも必ず顧客というものが存在します。
何年、何十年という長期にわたって、顧客に対してサービスや商品を安定して供給し続けなければならないのです。
あなたが顧客の立場だったら、職場の人間関係が原因でサービス・商品の質が低下しても許容できますか?
「劣悪な買い物をさせられたけど、職場恋愛が優先だから仕方ないよね」と納得できますか?
冗談じゃないでしょう?
職場では、自分の好みや感情やこだわりなどは二の次なのです。
職場を恋愛の場として捉えている人は、こういう原則論に無関心なのでしょうか?
職場恋愛をお勧めできない理由:
例えば、高校や大学だったら、学生は一種の顧客という立場です。
共学だったら、学校での交流を経て恋愛感情が生まれ、お付き合いが始まるのは自然です。
それでも、周りの目を気にして二人だけの秘密にしたりするし、嫉妬によるからかい行為に悩まされることもあります。
学校ですら、恋愛が全く自由という訳には行かないのです。
社会的責任を負い、公的な機能遂行を最優先すべき職場で、最も私的な行為である恋愛行動を持ち込んだらどうなるか?
最大限の配慮をしたつもりでも、何らかのマイナス影響が出てくることは避けられません。
もちろん、職場恋愛が歓迎されるケースもあります。
お嫁さん候補として採用した女子社員が、経営層の目論見通り、独身男性社員とくっついてくれた場合などです。
結果として、組織の安定化につながるからです。
しかし、破局して仕事がやりにくくなったら、タダでは済みません。
職場は家庭と違って冷酷な側面を持っているのです。
一日の多くの時間を過ごし、男女協業の機会に恵まれ、恋愛感情が生まれやすい場所でありながら、恋愛活動に最も不向きな環境なのです。
ですから私は、基本的に職場恋愛をオススメしません。
職場恋愛への情熱は婚活サービスに注いだ方が合理的!
冒頭の相談者女性は、自分から積極的に男性側へアプローチするなど、自分で自分の運命を切り拓こうとするバイタリティを持っています。
行動力があるというのは大きな武器です。
悩むだけで、なかなか行動に移せない人間が多い中で、立派だと言わざるを得ません。
その貴重なエネルギーは、もっと合理的で安全な場所で使ったらいかがでしょうか?
恋愛や結婚を目的とした人たちが集まる場所で、多くの人の中から自分の好みや条件に合う人を探せばいいのです。
今は、様々な恋活・婚活サービスシステムが発達しています。
職場という狭い世界と異なり、選択肢が増えます。
自分の見識や視野も広がります。
結婚相談所が主催している婚活パーティならば、全員身元確認が出来ているので結婚詐欺に引っかかる心配もありません。
何か困ったことや悩みが発生したら、専門のカウンセラーが相談に乗ってくれます。
年齢が若い女性ならば、引く手あまたでしょう。
相思相愛で、自分が自然でいられる人が見つけられるようお祈りいたします。
アナタをサポートする結婚相談所情報:
30代以上を対象とした会員制クラブ【Private Members Club】
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以上