ホヅミ先生と茉莉くんと。 Day.1 女子高生、はじめてのおてつだい (電撃文庫)
あらすじ
ホヅミこと空束 朔(からつか はじめ)は、二十代後半の売れないラノベ作家。
担当の編集者からは、畑違いの日常系のほのぼのラブコメを執筆するよう薦めらます。
しかし、恋愛経験に乏しいホヅミは、ラブコメなんてまったく書ける気がしない。
そんな時、可憐な女子高生:白花 茉莉(しろはな まつり)が、ホヅミの前に現れます。
彼女との何気ない日常生活を送ることで創作のヒントを得られることに・・
ホヅミはラノベ作家として成功できるのか?
ホヅミと茉莉の仲はどうなるのか?
「拗らせ作家×世話焼きJKの甘々癒やし系ラブコメ」という表現がピッタリなラノベです。
2021年6月現在、第二巻まで発売中。
ラノベ作家の日常や内面を紹介しているラノベ
このラノベは、作者自身の実体験を作品に反映しているようです。
なかなか思うように筆が進まず、書いては消しを繰り返す。
何日も食欲がなく、寝られない日々・・
担当編集者にダメ出しされて落ち込む様子。
ラノベのカギを握るイラストレーターとの関係。
どんなプロセスを経て作品が生み出されるのか?
作家仲間たちとの関係。
ファンである読者との関係。
そもそも、どんな動機付けでラノベを書いているのか?
作家が何を考え、何を感じ、悩んでいるのかが良く表現されています。
読者目線で物語を楽しむだけでなく、作家の目線を提供してくれる珍しいラノベだと思います。
主人公の作家とヒロインの仲はどうなる?
面白いラノベが書けそうになくて悩んでいるホヅミの前に、お世話をしてくれる女子高生:茉莉が都合よく現れる理由は・・・?
ネタバレになるので、興味のある人は実際に「ホヅミ先生と茉莉くんと。」を読んでみて下さい。
ホヅミ作品の一読者である女子高生:茉莉は、彼の身の回りの世話を始めます。
掃除・洗濯・料理。
近くのスーパーで一緒に買い物をして、一緒に食卓を囲む。
茉莉のテスト勉強をホヅミが教える。
遊園地でデートする場面も・・
これらの何気ない「日常生活」が、ホヅミの執筆の糧となり、彼にとって初めてのラブコメは無事出版され、売り上げも上々。
これから二人の関係はどうなるのか?
多分、このままの良い関係がずっと続くんだろうなと思える終わり方をしていました。
読後感はとても爽やか。
二巻以降を読むのが楽しみです。
「ホヅミ先生と茉莉くんと。」まとめ:
アラサー男と可愛い女子高生が半同棲をするような状況ですが、いやらしい感じはしません。
二人ともデート未経験という恋愛初心者。
微笑ましい場面が多く、悪人が出てこないので、安心して読み進められます。
「甘々癒やし系ラブコメ」を楽しみたい人は是非とも読んでみて下さいね。
ホヅミ先生と茉莉くんと。 Day.1 女子高生、はじめてのおてつだい (電撃文庫)
参考記事:
↓↓
【恋愛力アップ?】ラブコメ系ラノベのおすすめ30選!
以上