はじめに:
婚活をしている人なら解ると思いますが、将来的に結婚する相手に巡り会うまでは別れの連続となります。
「一緒にいて安心できる」「ずっと一緒にいたい」と思える人に出会える確率は、平均して一割以下。
人により、また、運により変わりますが、9割の以上の人とはお別れしなければいけません。
別れるかどうかの判断を適切かつ迅速に行えるかどうか?
これが、婚活における時間・労力・お金の無駄を減らすためのポイントです。
以下、別れに関して役に立つ考え方を紹介いたします。
どういう場合に別れた方がいいか?
アポやお見合いの第一印象で、「あ、こりゃないわ・・」と思った相手ならば、何も悩むことはありません。
でも、5回とか10回とかデートを重ねるうちに情が移った場合はどうでしょうか?
悪い人じゃないけど、なんか違和感があるとか・・
将来の結婚相手として決め手に欠けるとか・・
確信を持てない中途半端な状態をズルズル続けるのは時間の無駄。
別れるべきかどうか判断するためのチェックポイントを以下に挙げます。
- 自分は相手に好かれていると感じるか?
- 相手のことが好きだという気持ちがあるか?
- 相手から大事にされていると感じるか?(なめられてないか?)
- 相手のことを大切にしているか?(第一に考えているか?)
- 相手から信頼されていると感じるか?(陰で悪口を言われてないか?)
- 相手のことを信頼しているか?(猜疑心は無いか?)
- デートして楽しいと感じるか?(デート後にドッと疲れないか?)
- 一緒にいて、時間の無駄だと感じないか?
- 一緒にいて劣等感を刺激されないか?(学歴、身長、容姿、教養、生い立ち、収入、社会的地位など)
- 話が通じる相手だと感じるか?(言葉のキャッチボールはスムーズか?)
- 話は合うか?(共通の話題に事欠かないか?)
- お互いに共感や支持的な言動をすることが多いか?(難癖、冷やかし、マウントをとることが多くないか?)
- 困った時にお互い助け合っているか?(損得勘定のない親友のような関係か?)
- 知識やスキルを教え合ったことがあるか?
- その他・・
これらをまとめると、バランスの良いギブアンドテイクの関係により、お互いが成長できていると感じられるかが重要なのです。
ギブアンドギブで一方的に搾取されている感じがしないか?
一方的にアプローチされて鬱陶しく感じないか?
一緒にいて充実感を味わえるか、そしてホッとするか?
こういう関係になれそうにないなら、早めに見切って別れた方がいいでしょう?
参考動画:
別れた方がいいのにズルズル付き合ってしまうのはナゼ?
婚約した仲であっても、結婚式が近づくにつれて関係がギスギスしてくるのはよくあることです。
相手に一方的に譲歩し我慢して結婚式を挙げられたとしても、その後には悲劇が待っていることが多い。
また、アプリで知り合った年下男性と同棲をしている女性が、相手に結婚の意志が無いのを知っていながらズルズルと関係を続けてしまうことも多いようです。
年単位の時間を浪費したら、取り返しのつかないことになりかねません。
これらは一例に過ぎません。
人はどうして、将来性のない関係をズルズルと続けてしまうのでしょうか?
原因は大きく分けて4つあります。
1)幼児性が強い
誰かに甘えたい、頼りたい、構ってほしいという幼児性は誰でも持っています。
問題は、この幼児性が非常に強い場合です。
幼いころに両親の愛情をまともに注がれずに育った場合、その代償行為を恋人に求めるパターンは典型的。
心理的に相手に依存し、「一人では生きていけない」という不安を抱えながら生きているのです。
精神的に自立できてない「幼児」は、相手に親代わりを求めます。
保護者をさせられる側は、いずれ飽きが来ます。
依存する側から別れを切り出せなくても、遅かれ早かれ捨てられることになるのです。
2)過去の体験を再現している
気難しくて気まぐれな親に振り回され、ビクビクしながら幼少時代を過ごさねばならなかった人がいます。
常に親の顔色をうかがい、御機嫌を取ることを最優先にしていれば、自分を抑えざるを得ません。
女王様気取りのワガママ女性に尽くし、文句を言われてもひたすら耐える生真面目青年は、自分の悲惨な過去を再現しているのかもしれません。
傍から見ていても痛々しい。
「いい加減にしろ!」とブチ切れて別れることが出来ればいいのですが、そうもいかずズルズルと無益な関係が続いてしまう。
特に、恋愛経験に乏しい奥手の婚活男性は気を付けて欲しいと思います。
3)アイデンティティの喪失を恐れる
アイデンティティとは、「自分は何者である」という自覚のことです。
アイデンティティを喪失すると、人は虚無感に襲われて何もする気が無くなったりします。
サラリーマンとして管理職を頑張っていた人が役職定年で肩書と権限を失った途端、元気がなくなるのはアイデンティティの喪失が大きく影響しています。
それと同じで、「自分は○○の彼氏(彼女)である」というアイデンティティに重きを置いて生きている人は、一人になるのを恐れて別れるのを躊躇します。
冷静に考えた末、別れるという賢明な判断をするためには、「一人になっても大丈夫」という余裕が必要です。
たとえ一人になっても、自分が自分でいられるという強さを持ちたいものです。
4)事実と願望の識別が出来ない
「長年付き合ってきた彼。今は結婚する気が無くても、時間が経てば気が変わるはず・・」
これは願望であり妄想。
事実は、「彼は、自分の将来に責任を持てない子供であり、流されるように生きているだけ。結婚という大人の仕事をする能力はない」です。
別の例。
「彼女と上手く行ってない。でも、こちらが我慢して譲歩していれば、そのうち協力的になるはずだ・・」
これは願望であり妄想。
事実は、「彼女との相性は最悪。協力しながら一緒に暮らすなんて無理。結婚なんて論外だ」です。
人はその心の弱さゆえ、都合の悪い現実を直視できないことが珍しくありません。
代わりに、自分の願望や妄想を現実に押し付けたりするのです。
私も経験がありますが、こういう態度は状況を悪化させ、時間とお金の損失を膨らませます。
悲劇的な結果になりやすいのは、人間関係が貧しい人でしょう。
多様で豊かな人間関係を築いていれば、周囲からの親身な忠告によって救われることも多い。
自分自身のことは、自分よりも他者の方が良く見えているのですから。
参考動画:
上手に別れるには?
結婚相談所で婚活する場合は、その出会いの多くが別れで終わります。
率でいえば9割以上になるはずです。
恋愛経験が少ない人同士の組み合わせになりがちですから、致し方ないかもしれません。
出会って日が浅く関係もほとんど構築できていない状況ならば、間にカウンセラーが入り、本人の代わりにお断りを申し出るのが合理的でしょう。
第三者のカウンセラーなら相手の本音を聞き出し易いですし、その本音を本人に伝えれば今後の対策にもつなげられます。
では、カウンセラーのような第三者がいない場合はどうでしょうか?
「この人とは合わないな」とお互いが認識しているなら、フェードアウトも大いにありだと思います。
どこかでバッタリ会った時に、気軽に挨拶できる関係を保てていればOK。
ここまでは、そんなに辛くない別れのケースを述べましたが、別れには辛いケースもあります。
一方は交際を続けたいのに、もう一方は別れようと思っている場合です。
そんな時に上手に別れたいなら、思いやりや気遣いが重要になってきます。
- ある日突然ラインをブロックする
- 自分の事を棚に上げて、相手を誹謗中傷する
- 相手が入院中、大切な試験の前日、冠婚葬祭の最中などに別れを告げる
これらは最悪ですね。
された方はもちろん悲しいですが、した側は将来の可能性を自ら潰していることに気付くべきでしょう。
相手への思いやりや気遣いに欠ける人間が、良縁に恵まれることはありません。
別れを切り出された側は、泣いたりわめいたり、場合によっては土下座して関係継続を懇願するかもしれません。
でも、それは無駄な作業です。
愛とは相互的なものであり、一方的に乞うものではないからです。
大人であればある程度やせ我慢をして、作り笑いをして、良き友人としてのつながりを保ちたいものです。
まとめ:
この記事では、男女交際における別れにフォーカスして、以下のことを述べてきました。
- どういう場合に別れた方がいいか?
- 別れた方がいいにのズルズル付き合ってしまうのはナゼ?
- 上手に別れるには?
一つ一つの別れについて深く考え、そして丁寧に対処した方が、次の素敵な出逢いにつながりやすいと思います。
手軽な婚活ツールに溺れて、一つ一つの出会いと別れをおろそかにしがちな人は、自分の行動を振り返る機会にして頂きたいと思います。
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