ラノベのレビュー「佐伯さんと、ひとつ屋根の下」


佐伯さんと、ひとつ屋根の下 I’ll have Sherbet! 1 (ファミ通文庫)

あらすじ

高校生の一人暮らしは実際には少ないですが、ラブコメ系のラノベではよくあるケース。

この「佐伯さんと、ひとつ屋根の下」の主人公:弓月恭嗣(ゆみづきゆきつぐ)も同様で、遠距離通学に疲れ、高校二年からアパートで一人暮らしをする予定でした。

でも、ありえない不動産屋のミスで、そのアパートは別の人も契約していた!

別の人とは、一つ年下の美少女:佐伯貴理華(さえききりか)。

話し合いの結果、佐伯貴理華が出した結論はルームシェアという名の同棲!

直感で、弓月恭嗣のことを信用したというのだから、タダものではない・・?

同じ高校に通い、かつ同居をする赤の他人同士の高校生男女。

あり得ない設定ではありますが、ちょっとHな佐伯さんに振り回される弓月くんが羨ましく感じられるラブコメです。

2021年6月現在、第五巻まで発売中。

男の願望満載のラノベ

このラノベには、男の願望が満載されています。

  • 主人公の弓月恭嗣(ゆみづきゆきつぐ)は一人暮らしするつもりだったが、不動産屋の手違いで佐伯さんという美少女と同棲することになった。
  • 佐伯さんは自分に対し愛想が良く、時には嫉妬もしてくる。
  • 佐伯さんは料理を含めて、家事を進んでやってくれる。
  • 朝は、佐伯さんが起こしに来てくれる。
  • 佐伯さんと同じ学校に通い、学校でもちょくちょく話をする。
  • 佐伯さんはバスタオル一枚の姿を見せてくれる。
  • 佐伯さんは、水着を着て一緒にお風呂に入ろうと冗談を言ってくれる。
  • 佐伯さんはデートに誘ってくれるし、手を繋いでくれる。
  • 佐伯さんは、水着や下着の買い物につき合わせる。

さらに弓月恭嗣は過去に、佐伯さんとは別のミステリアスな美少女(宝龍さん)と付き合った挙句、短期間で別れたのですが、その元カノとはヨリを戻しつつある雰囲気です。

佐伯さんと宝龍さん。

二人の美少女が、弓月恭嗣をめぐって火花をバチバチ散らす(?)ような場面もあります。

いくらなんでも主人公男子が初っ端からモテすぎじゃね? 甘やかしすぎじゃね? という感じを受けます。

試行錯誤しながら、自分を変えつつ悩みながら、少しづつ関係を築いていくというプロセスをすっ飛ばしているのです。

そこが逆にすごい!、というか新鮮に感じます。

主人公男子と自分を同一視できるなら、ニマニマしながら楽しく読めるラブコメでしょう。

主人公男子がモテまくる理由は?

主人公男子は美少女たちからアプローチされ、ラノベの主人公の特権を謳歌しています。

では、彼はなぜモテるのか?

そこが、良く分からないのです。

確かに過去に女性との交際経験があり、可愛い妹もいるため体感的に女性を理解しており、ガツガツせずに余裕があることは確かです。

でも、特別イケメンでもない。

お金があるわけでもない。

学校の成績が特別いい訳でもない。

運動が出来るわけでもない。

なにか差別化できるような特技を持っているわけでもない。

フランクに如才なく振舞うことがなく、どこかよそよそしい。

優しく思いやりがある行動を見せることは少ない。

むしろ、哲学者のように振舞い、冷淡で冷静な印象が強い。

では、なんでこんなにモテるのか?

モテるというのは、他の男子と差別化ができているということ。

差別化するには、普通の人が出来ないこと、やらないこと、やりたくないことをしなければいけません。

彼のモテ要素が何なのかは、ラノベを読ん出来る限り不明確ですが、きっと何かあるのでしょう。

差別化要素、つまりモテる理由を想像しつつ読み進めるのも楽しいと思います。

参考記事:
↓↓
モテる人の特徴:あなたはコレに当てはまるか?

「佐伯さんと、ひとつ屋根の下」まとめ

佐伯さんと、ひとつ屋根の下」は、ある意味、危険な(?)ラノベです。

このラブコメ世界にどっぷり浸かっていると、現実でも何の努力もしないのにモテるのが当然だと思うようになるかもしれません・・?

実際には、モテるための努力をしない男はモテません。

このラノベの主人公:弓月恭嗣(ゆみづきゆきつぐ)と同じくらいモテたかったら、モテない自分を変えるべく努力することが必要です。

そのことを肝に銘じつつ、楽しみながら読んで欲しいと思います。
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佐伯さんと、ひとつ屋根の下 I’ll have Sherbet! 1 (ファミ通文庫)

以上

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