婚活して仲良し夫婦になるには時間がかかる:
婚活とは異なりますが、最近、高校生の恋愛模様を描いたアニメを見ました。
タイトルは「僕らはみんな河合荘」。
原作の漫画が2014年にアニメとして放映されました。
ある下宿先を舞台とした人間模様を描いている、ほのぼのラブコメディです。
主人公の男の子は高校一年生で名は「宇佐」、ヒロインは高校二年生で「律」という名前です。
宇佐は人当たりが良く、恋愛に興味がありますが、ガンガン攻めていくタイプでもありません。
一方、律は暇があれば読書をしており、友人は少なめで孤立気味です。
しかし、ボッチ気味なのをあまり気にしていませんし、恥ずかしがり屋で、恋愛にはあまり興味が無い様子。
宇佐は一つ年上の律を初めて図書室で見かけた時、その知的な雰囲気と美しさに心を奪われました。
自分の憧れていたイメージとピッタリだったのです。
そしてなんと、彼女は自分と同じ下宿先に住んでいることが判明しました。
二人が交流する機会は、学校の行き帰り、下宿の共有エリアで食事する時、休日の下宿で皆で騒ぐときなどです。
様々な出来事も交えながら、律は徐々に宇佐を意識するようになり、アニメの12話終了時にようやく携帯電話番号を交換するに至りました。
この時点で手もつないでいないし、もちろんキスもしていません。
二人の親密さの進行速度はとても遅いのです。
これだけのんびりしたアニメは珍しいでしょう。
男女が二人とも恋愛に積極的だったり、結婚目的で年齢的な焦りもある場合はもっと進展が早いのでしょうが、学生生活の中で、男女の一方が消極的だったりすると、こんなものなのかも知れません。
この話は高校生男女のラブコメディであり、婚活ではありませんが、愛情を育てるのには時間がかかるということを示す好例と言えます。
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恋心は急速に燃え上がるが、愛情を育てるのは時間がかかる:
職場や学校で素敵な人に出逢うと、いわゆる一目惚れの状態になることがあります。
相思相愛はなかなか難しいでしょうが、一方的に妄想的な思いを募らせ、自分の理想像を相手に当てはめて一人で盛り上がるのも悪くありません。
しかし、それが将来的な結婚や安定した家庭生活に結び付く確率はとても少ないのが現実です。
何の努力もせずに勝手に燃え上がる恋心は、何かのきっかけで簡単に崩壊します。
しかし、時間をかけて二人で育てた愛情は少々のトラブルではビクともしません。
愛情は、自立した大人の男女がお互い協力して努力して築き上げるものです。
とても時間がかかります。
何か月とか何年とか、そういう単位です。
こうして育てた愛情が安定した家庭運営の礎となります。
日本での離婚率や家庭内別居が増えているのは、時間をかけて愛情や信頼関係を育てられていない夫婦が多くなっているからではないでしょうか?
なるべく小まめに会う機会を作るのがコツ:
婚活というのは、将来結婚して家庭生活を共同で営める相手になり得るかどうか見極めるとともに、二人の愛情を育てていく作業です。
理想的には毎日一緒に過ごして、何か共同作業をするのがベストです。
しかし、同じ職場だったり、同じ学校の同じクラスや同じ部活でもない限り無理でしょう。
毎日5分10分のスキマ時間でもいいから、小まめに会うのがコツです。
直接顔を合わせるのが重要です。電話やラインでは効果が薄いのです。
毎日会えないなら、1週間に一度は必ずデートして、会えない日はラインや電話をしましょう。
その点、長距離恋愛は不利ですね。
たまにしか会えないのでは、なかなか親密にはなれないと思います。
パソコンの画面で顔を見ながら会話するとか工夫が必要です。
結婚したいならば、こうした地道で根気のいる作業を楽しめねばなりません。
面倒くさがって逃げていては、一生おひとり様のままです。
高学歴でイケメンでお金持ちであっても、愛情を育てる努力が出来ない者は結婚できません。
他人や自分自身、そして人間一般について興味をもつことが肝要です。
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以上